コラムBLOG
舌と呼吸について
皆さんこんにちは!!
今日のテーマは舌と呼吸についてです👅
皆さんは普段、自分の舌がどの位置にあるか意識していますか?
きっと「そんなこと気にしたことない」って方がほとんどだと思います
舌は上顎の前歯の裏側の少し後ろ(スポットと言われる位置)に
舌先がつくように置くのが正しい位置とされています。
舌が真ん中や下にある方は顎の位置が不安定で歯ぎしりや食いしばりを
していたりして、体に余計な力を与えていたり、舌で歯に余計な力を
与えている可能性があります💦
実際に舌を上につけると唾液がたくさん出てくるのがわかると思います。
唾液がたくさん出ることで、むし歯・歯周病を防げ、免疫力が上がります。
また、舌を上顎につけた状態では噛みしめることが難しいことに気づくと思います。
なんらかの理由で舌が下の前歯の裏側にある「低位舌」とよばれる状態では
舌の機能が十分に働かなくなり、様々な弊害が起こります。
①舌が下顎に置かれ、舌の先端が舌の前歯を押している状態
→「下顎前突症」や「開咬症」になってしまうことが多い
②舌が後方に位置する場合
→気道と食道の分岐を妨げ、気管が狭くなることがある
また、寝ている間の舌のはたらきが悪くなるため上気道が部分的、
あるいは全体的に塞がれてしまい、いびき・低呼吸・睡眠時無呼吸を
引き起こしてしまう可能性がある
50%くらいの方しか舌を正しい位置におけておらず、
また舌の位置が悪いと口呼吸になりがちです(>_<)
鼻呼吸には、細菌・ウイルス・アレルゲン・有害物質などの異物が体内に入ることを
一時的に防ぐ役割があります。口呼吸にはこうした役割はありません。
また口呼吸をすると、口の中が乾いて唾液が少なくなり、むし歯や歯周病の
リスクを高めてしまいます。
口呼吸は口周りにある口輪筋という筋肉が弱っていることが多いため
セルフケアでは口輪筋を鍛えるトレーニングで改善を目指します!!!!
代表的なのが「あいうべ体操」です!!👅
「あ」「い」「う」「べ」の口の形をそれぞれ1秒ずつキープしながら大きく動かし、
さらに「べ」の時は舌をあごの先に向かって伸ばします。
10回1セットとして、1日3セットを目安におこなうと効果的です。
マスクをつける時間が増えたため無意識に口呼吸をしていることも
少なくありません。専門的な治療が必要になる場合もございますので、
口呼吸が気になる・やめられないという方はぜひ一度ご相談ください!!
原田歯科医院
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