コラムBLOG
【小児歯科】時間を決めずに食べ続けるのはむし歯のもと~むし歯になりにくい食事やおやつ~
こんにちは。
福岡市南区の歯医者【原田歯科医院】です。
お子様のむし歯予防のために食事に気をつけていらっしゃるとき、気になるのは、
「むし歯になりにくい食事やおやつの与え方は?」ではないでしょうか。
毎日のことなので、悩みますよね。
本コラムでは、むし歯になりにくい食事やおやつの種類・与え方についてご紹介します。
むし歯になりにくい食事やおやつの与え方とは?
食べ物を与えるときには、下記のむし歯になりにくい与え方を心がけましょう。
・時間を決めて食べる
・食後に歯磨きをする
食事やおやつは、時間を決めて食べてください。
時間を決めずにだらだら食べるとお口の中が酸性になり、歯が溶けてむし歯になりやすいからです。
食べかすがお口の中に残っているとむし歯菌のエサになりますので、食後は歯磨きをしてください。
外出中などで歯磨きができない場合は、食後にお水やお茶を飲みましょう。
子どもが歯磨きを嫌がることで悩んでいる時には、下記のコラムも参考になさってください。
(参照:原田歯科医院コラム「小児歯科Q&A【子どもの歯磨き】歯磨きを嫌がるのですが?仕上げ磨きは何歳まで?など」) >
むし歯になりにくい食事やおやつを選ぶ3つのポイント
食べ物を選ぶときには、下記の3つのポイントに気をつけましょう。
・歯にくっつかない
・砂糖を多く含まない
・長時間、口に残らない
歯にベタベタとくっつきやすいキャラメルやクッキー、長時間口に残る飴はお口の中を長時間酸性にします。
砂糖はむし歯菌の大好物なので、砂糖を多く含んだ食べ物を摂り過ぎないようにしましょう。
厚生労働省による生活習慣病予防のための健康情報サイト「e-ヘルスネット」でも、砂糖の摂りすぎに注意しながら上手におやつと付き合っていく必要性について載せられています。
今の時代、砂糖を完全に避けることは難しいですが、与える量を調節したり、キシリトールなどの代用甘味料を取り入れたりできます。
(出典:厚生労働省 e-ヘルスネット「甘味(砂糖)の適正摂取方法」より) >
3つのポイントをふまえて、おやつを選ぶコツについて更に考えましょう。
野菜・果物・芋類
栄養価が高い野菜・フルーツ・いも類は、積極的におやつに取り入れましょう。
特にさつまいもやフルーツは自然の甘さがあるので、砂糖なしで満足できる場合も少なくありません。
そのまま食べるのはもちろん、ヨーグルトと一緒に食べるなどの工夫をするのもおすすめです。
市販のものでも大丈夫
上記の3つのポイントを押さえて選べば、市販のおやつでも大丈夫です。
例えば、ゼリーは砂糖が含まれていますが、つるんと飲み込めるので長時間お口の中に残りません。
また、せんべいはクッキーに比べると砂糖が多く含まれていません。
「毎日手作りのものでなければ」と難しく考えす、市販のものも上手に取り入れましょう。
小さなことでも歯医者に相談しよう!
食事やおやつは、ポイントを抑えつつ、負担にならないように準備しましょう。
とはいえ、どんなに気をつけていても、むし歯になってしまうことがあります。
普段から定期検診やむし歯予防のための処置を心がけることが重要です。
「原田歯科医院」では、お子様の定期検診やおやつ指導を含めた予防を積極的に行っています。
治療台を怖がるお子様がリラックスして施術を受けられるように、キッズペースを設けていますので、歯医者の雰囲気に慣れることから始めましょう。
おむつ替えスペースもあるため、小さなお子様連れの方も安心です。
少しでも気になることがあるときには、お気軽にご来院ください。