コラム|福岡市南区の歯医者|原田歯科医院

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【福岡市南区の小児歯科】乳歯の本数と生えてくる時期について

こんにちは。
福岡市南区の歯医者、原田歯科医院です。
 
乳歯は、やがて生え変わる永久歯の道しるべとなる大切な役割を持っています。
永久歯の歯胚は乳歯の下で眠っていて、生え変わりのころに成長して永久歯へと生え変わるのです。
 
今回は、乳歯の生え方や生えてくる順番をテーマに、お子様のすこやかなお口の成長を見守るためのポイントを一緒にみていきましょう。
 
 

乳歯が生えてくる時期と順番

乳歯の数は、上下合わせて合計20本です。
乳歯が生えてくる順番を、以下にまとめました。
 

1.生後8ヶ月ごろ

一番初めに生えてくる乳歯は、下の前歯です。
乳中切歯(にゅうちゅうせっし)といいます。
 

2.生後10ヶ月ごろ

下の前歯に続き、上側の前歯が生えてきます。
続いて生えてくるのが、その隣の乳側切歯(にゅうそくせっし)、下側の乳側切歯です。
これで上下合わせて8本の前歯が生えそろいます。
 

3.1歳4ヶ月ごろ

前歯が生えそろうと、次に生えるのは奥歯です。
乳歯の奥歯は上下それぞれ2本ありますが、先に生えてくるのは手前の奥歯で、第一乳臼歯といいます。
そのあと生えてくるのが犬歯(乳犬歯)です。
 

4.2歳6ヶ月ごろ

一番奥にある奥歯、第二乳臼歯が生えてきます。
3歳半ごろまでにすべての歯が生えそろう場合がほとんどです。
 
乳歯の生えてくる時期には個人差があり、1歳ごろから最初の前歯が生えてくる子もいます。
1歳半を過ぎても歯が生えてこない場合には、歯医者でチェックしてもらいましょう。
 


参考:厚生労働省|〈参考2〉咀しゃく機能の発達の目安について >

 
 

こんな生え方は要注意!

乳歯に少しの傾きや歯と歯のすき間があっても問題ないことが多く、そのまま永久歯への生え変わりまで見守ることがほとんどです。
注意が必要な乳歯の生え方には、以下のようなものがあります。
 

斜めに生えている

傾きの程度が大きい場合や、ほかの歯の妨げになっている場合には、歯科医院で診察を受けましょう。
歯が斜めに生える後天的な原因として、指しゃぶりがあげられます。
 

歯が多い

奥歯のさらに奥、親知らずの位置に歯が生えてくる場合があります。
「過剰歯」といい、抜歯が必要なケースもあるため、注意が必要です。
 

歯がくっついている

本来隣り合うべき歯がくっついて、1本の状態で生えてきた歯のことです。
このような歯が斜めに生えている場合には、歯科医院で診察してもらいましょう。
 
 

大切な乳歯を毎日のケアで守りましょう

赤ちゃんの歯磨きは、歯が生える前から少しずつ始め、歯ブラシに慣れてもらうことが大切です。
歯が生えるまでは、歯ぐきのマッサージとして歯磨きを取り入れましょう。
お子様が小さなうちは、保護者の方が仕上げ磨きをしてあげることも重要です。
仕上げ磨きはむし歯を予防するだけではなく、お子様のお口の中の状態を確認することにも役立ちます。
 
原田歯科医院では、お子様の仕上げ磨きの指導や生え方に関するご相談をはじめ、お子様のお口の健康についてどのようなことでもご質問いただけます。
気になることがあれば、お問い合わせください。
 


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